週刊ピアノロック1
完全に確立されつつあるピアノを用いたバンドの形態。
ダニエル・パウターなんかもヒットしたように、
今となっては数多くのバンドが取り入れています。
いやぁ、いい音のアクセントになるんですよね、心地良い。
高校のとき、
『バンドにピアノなんか合うわけねーだろぉぉぉお』
と小バカにしてホントごめんなさい○○くん。
キミのやってた事は時代の先端を行ってましたよ笑。
そんな俺は当時ゴリゴリのロックが大好きでした。

昨今のこの流れに火をつけたのは、
Something Corporate、Jack’s Mannequinだろうか。
どちらもAndrew McMahonという人物が、
ボーカル兼ピアノのバンドである。
浮き沈みの激しいこのジャンルで、個性を確立した1人。

彼はSomething Corporateで、
2枚のアルバムをリリースしたあと、病に冒された。
急性リンパ性白血病である。命の危険もある、難病なのだ。
しかしその病を手術も経験し乗り越え、
彼はJack’s Mannequin名義でアルバムを発表した。
CDから聞こえたのは、以前とは異なる音だった。
どこか切ない、哀愁漂うピアノが印象的だったのが、
生きる気力に満ちた前向きな楽曲に変わったのだ。
これは『生』と向き合ったポジティブな作品なのだと悟った。

日本でも発売から徐々に人気が広まり、
1年後には国内盤も発売されました。来日も果たしています。
今後はどちらで活動するかわかりませんが。
このシーンの第一人者として動向が注目されます。
試聴はこちら↓
http://www.myspace.com/jacksmannequin
『Dark Blue』、『Bruised』はまさに名曲。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索